「求められるスピード」とは?
「もう”自分のペース”で仕事してる場合じゃないから」
先週、ウチが担当したジョブで発生した障害を解析している時に言われた一言。
突然ではあったけれど、次のステップに移行するっていうメッセージにもとれた気がした。
「このレベルの事ならできるんだし、さっさと片付けられるように訓練しておけ!」って。
ただ、怖いのは、”普通”ならこんな事言われなくてもしなきゃいけない事なんだ!ってことを、
言われないと気付けない現状。
これは、ヤバいと思うんだよね。
じゃあどうするのか?
必死にやるしかないのかと思ってる…。
話は戻って、キングはこうも続けた。
「よく、生産性が云々だとか、品質が云々と言っているが、それは単に”手が早い”とか”自動化すればいい”とかって
短絡的に考える問題ではなくて、目の前の”この5分”を無駄にしないためにどうするか?無駄にしてしまった”この5分”をどうすれば良かっ
たのか?ということを考えることである。」
そうなんだよね。きっと。
根本的なところができていれば、結果は自ずとついてくるわけで。
例えば、今、本番稼働しているシステムで障害が発生した。
夜間バッチが止まっている。
さあ、一刻も早く復旧して、バッチをまわさなければならない。翌日に突き抜けたら大惨事だ。
そんな中では”5分”はおろか、1分でさえ惜しい時間となる。
障害の解析以外にも、
ロールバックをかけてリランするのか?
現在の断面を凍結して翌日バッチで流すのか?
などなど。色々な決断も迫られるそうだ。
ますます、時間の使い方を考えねばなるまいと思うところだ。
だからこそ、日頃から意識しないといけないよって事を教えてもらったのだ。
そんなこんなを繰り返していく中で、それぞれの場面で”求められるスピード”を身につけていきたいと思う。