達人に学ぶDB設計 徹底指南書 初級者で終わりたくないあなたへ
1.概要
DB設計がなぜ重要なのか。逆に、なぜ難しいのか。「論理設計、物理設計」「正規化」「ER図」「パフォーマンス」「ノウハウ」など、本流を平易な文章でまとめてありました。レベル的には、RDBについての入門書を終えた辺りでしょうか。
2.おもしろかったところ
先輩が進めているプロジェクトが、今、基本設計に入っていて、毎日DBの設計やパフォーマンスについて頭を悩ませていました。この本を読む前は、「なぜそんなに神経質になるのか?」と疑問に思っていましたが、この本を読み進めるうちに、システム開発の肝がこの設計なのか!と理解できるようになりました。
3.理解できなかった章とその理由
「バッドノウハウ」「グレーノウハウ」のところだと思います。やはり、設計や、その設計が甘かったからこその事故なんかを目の当たりにしていないところが現実味を薄れさせていました。
4.仕事に活かせそうな知識、活かし方
これは、入門書なので、全て活かせるもの。ただ、読んだからといってすぐに現場に役立つのか?というと違っていて、これを読んで、次の学習ステップへの糧とする、のが入門書だと思っています。