プロセッサを支える技術
前回の「やさしいコンピュータ科学」に続いて、ハード寄りの本を読んでみた。
1.概要
プロセッサの基礎知識から始まり、パイプライン処理、スーパースカラ処理など、
プロセッサの内部で何が起きているのかについて深く書いてあった。
また、仮想化、マルチプロセッサなど近年に見られる、
高速化技術なんかについても書かれている。
2.おもしろかったところ
前回の本から続いて、更に現代までの歴史が見れた事。
メモリが何MBで、コア何とか、仮想化が何とか、
など日々流し見していて、よく知らなかった事を知る事ができたのが
良かった。
3.理解できなかった章とその理由
全体的に、浅くしか理解できなかった。
書かれている内容的に、それなりにプロセッサの事が好きだったり、
調べたり、勉強した事がある人に向いているような気がした。
はっきりいて、少し難しい。
例えば、加算器の色々なパターンの話とか。
徐々に難易度があがっていって、最後には、ぱたり。
のイメージでした。
4.仕事に活かせそうな知識、活かし方
全体的に知っているといいと思う。
現在のプロセッサの大事なところについて良く書かれているし、
先輩方の時代では、コレくらいの教養は当たり前だったんじゃないかな。
それにしても、素人には難解だった。w
これで、プロセッサの勉強はしばらくお休みして、
テスト技法と、ネットワークの入門にかかることにする。
それと、夏からの案件に向けて、Javaを始める。